山口祥行 崔哲浩 福士誠治
森本のぶ 中野マサアキ 許秀哲 上松大輔 玉木惣一郎 新宮里奈 櫂作真帆 遠藤綱幸 幸将司 植松洋
ムンス 奈良坂篤 原元太仁 マコト 玉木順一郎 深見亮介 上久保慶子 夏井世以子 有希九美
並樹史朗 丈 趙博 西原亜希 木ノ本嶺浩 西田聖志郎 永倉大輔
金守珍 津田寛治 渡辺哲 三浦浩一
監督・脚本・プロデューサー:崔哲浩
エグゼクティブプロデューサー:増澤省太 高松邦弘 玉木順一郎 佐原伸 金淳次 プロデューサー:小林良二 福田慎司
協力プロデューサー:堀ともこ 脚本:カマチ 監督補・編集:藤田真一 ラインプロデューサー:ぬくいえり
助監督:林純也 撮影:松岡寛 照明:守利賢一 録音:大塚学 キャスティング協力:空閑由美子 衣装:宮崎辰二
ヘアメイク:中林希美子 殺陣:二家本辰己 ガンエフェクト:浅生マサヒロ 音響効果:西山秀明 題字:宮澤光華
音楽:小笠原周作 スチール:駒ヶ嶺正人 制作担当:臼井正明
企画・制作プロダクション:ワールドムービーアソシエーション アーティット
製作:映画「ぴっぱらん‼」製作委員会 配給:渋谷プロダクション
主題歌:「百鬼三兄弟」「鬼神の絆」(山口祥行、崔哲浩、福士誠治)
ストーリー
25年前、全国で名前を轟かせていた百鬼三兄弟だったが、突如一家の大黒柱の父・百鬼剛(金守珍)が何者かに暗殺された。「百鬼組は皆仲間や。ヤクザをやっていても、人の道を外れることだけはやってない」という父の意思を継ぎ、百鬼組を継ぐ次男・百鬼要(崔哲浩)だったが、元百鬼組の政治家・福沢正志(三浦浩一)は選挙を控え、同じ堂心会の丹波組組長の丹羽毅(永倉大輔)が刑務所から出てくるタイミングで、麻薬ビジネスを発端に襲撃事件が起こる。大阪で一目置かれている三男・百鬼湊(福士誠治)のピンチを助けた長男・百鬼峻(山口祥行)は、本家と構えることになった次男・要を助けに、湊と共に要の元に現れ…
コメント
(監督・脚本・プロデューサー・百鬼要役)
この作品が全国で公開されるのを嬉しく思います。自分が表現したいこと、伝えたいことをふんだんに詰め込んだ作品ではありますが、観て頂いたお客様に少しでも、家族の絆とは?人生の厳しさとは?アイデンティティとは?生きる喜びとは?そのようなことを考えてもらえたら幸いです。この作品は、僕にとっても生きるとは何なのかということを考える機会になりました。脚本を執筆していく中で、いろいろなキャラクター、生き様、在り方、様々な世界観が頭に浮かんできました。そして、個々の力ではどうしても抗えない運命であったり、宿命であったり…。 今回、山口祥行さんと福士誠治さんと3兄弟を演じさせて頂きました。 山口さんは、圧倒的なアクションに目が行きがちですが、日本で最も演技が上手い役者さんだと思っています。空間把握能力、相手を引き上げつつ自分の個性をぶつける。細部における芝居神経はもはやどこの神の領域か検討もつかない位です。山口さん演じる百鬼峻の存在感にご期待頂ければと思います! ドラマ、映画で活躍する福士さんは、カリスマ性とチャーミングさを兼ね備えた稀有な役者さんです。大阪で名を揚げているという設定の百鬼湊にピッタリと思い、出演して頂きました。 また、その演技の実力はさることながら、役者としての在り方そのものが憧れで、当て書きさせて頂いた三浦浩一さん、「役者はこうあるべきだ」という常識を覆し、常に「表現とは何か?」を追求し、感動と触発を与えて下さる渡辺哲さん、独特の世界観をお持ちで、主演、脇役に関わらず映画にいつも最高の華を添える津田寛治さん、そして、師匠であり、時には父親でもあり、「こんな人間になりたい」と常に目標にしてきた大先輩である金守珍さんらにも出演して頂き、身に余る光栄です。
映画はフィクションではありますが、僕の中では僕の人生と表裏一体です。どうぞお楽しみ下さい。
(百鬼峻役)
百鬼峻は家族や血筋思いの強い、寡黙で無口な長兄と捉えて演じました。
アクションは時間との戦いで、監督と殺陣師の思い描いている事をアクションチームや各スタッフとしっかり相談、確認しながら撮ったので、怪我もなく、楽勝でやれたかなw
昭和テイストの民族意識が高い極道兄弟の物語!
SNS主体の時代に逆行して、家族、兄弟、血統のあり方を真っ直ぐに表現している作品だと思っています。
ぜひ映画館でご覧ください。
(百鬼湊役)
三兄弟の末っ子の湊は、兄に認められたくて無茶をしたり、兄貴達の背中に憧れているので、末っ子感も大事にしながら演じましたが、三兄弟の中では1番狂気的であり一種のカリスマ性もある役なので、観てくださるかたにはその辺も感じてもらえれば嬉しいです。
アクションシーンは現場でアクションをつけてもらいながら、アイデア出しもさせて頂きました。
離れ離れになっている三兄弟が色々な意味で少しずつ近づいていく様、たくさんのアクションシーン、男同士の絆、騙し合いなど見どころ満載です。
任侠という言葉は近年あまり聞かなくなりましたが、それだけでは括れない人間ドラマですので、是非是非この興奮を映画館で味わっていただければ幸いです。